自分の価値観をぶっこわせ!「タマゴとヒヨコ」と「ジョンとポール」の理論
さて、さて10回目
前回は「漫画家になるのを決定づけた漫画」の紹介でしたが、
今回は「漫画家として食えるようにしてくれた人」のお話。
漫画家として初めての長期連載は
「Ns’あおい」という漫画なのだけど
描き始めのころは、「漫画の描き方」なんて、全然わかってなくてね、連載をしながら編集者さんに鍛えられていった感じなんですよね。
編集者さんとは週に2日は徹夜して話し合っていたんですよ。
ネームの話は2時間くらいで、あとはわりとたわいない話をしたんですがその中の「漫画の哲学」みたいのが入っててね、途中めちゃくちゃ眠くなるんだけど、それがあるから寝てられない。笑
それを毎週毎週つづけることで「漫画の描き方」とか「漫画家でいるということ」がわかってきた感じなんですよ。
漫画家になる!なんていっても根拠のない自信しかなかったのですが
少しずつ根拠のある自信になっていったわけです。
そんなお話です。
では、どうぞ
まぁ、こんなふうにいろいろ教えてもらったり、考えさせてもらったりしたのですよ。
それにより一番感じたのは「自分の価値観」の変化でした。
私は漫画を描く前は「漫画で自分の思いが描ければいい」と思っていたのですが
そんな思いは5話くらいで終わってしまいます。
連載を続けるには「自分の思い以外も描かなければいけません」
例えば連載前は、私にとって「幸せ」の価値は「自分の幸せの価値観」しかなかったんですよね。
でも編集者さんと打ち合わせをし、いろいろなキャラクターを描くことで「人それぞれの幸せの価値観」があることにやっと気づいたんですよね。
これは、創作していく上ではとても大事なことで・・・
いや生きていく上でもとても大事なことで・・・
こう考えると漫画を連載する前の私は未熟だったんだなと思います。
よかった、連載出来て。
編集者さんにあえて。
いや、当時はメチャ大変だったので、今だから言えるのですがね・・・笑
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未来のヒット漫画家いるかもよ。
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